˚✧₊⁎星のうつわ⁎⁺˳✧༚

˚✧₊⁎Vessel of star⁎⁺˳✧༚

NO FISH, NO DOG, NO CAT.

VGC2022にて、2022年1月下旬から6月の全国大会まで、ルールの序盤から終盤まで約半年使用し続けた「ソルガレオ+ムゲンダイナ」の構築記事です。とにかく「択や読み合いの最小化、再現性の高い勝ち方の実現」を意識した構築です。

なお、記事タイトルは自分がVGCで感動した構築記事TOP3の一つであるこな (@26ko7) / Twitterさんの『メガなし、カプなし、彼女なし』(https://drive.google.com/file/d/1_bSWjZ3qjXIr9NqQSqHtLj0PCECCV-qz/view)をリスペクトしたものです。

 

構築内容

1月下旬 ~ INC March

 INC March終了 ~ 全国大会

Pokepast
https://pokepast.es/a14625b30a12cff8

 

戦績

①2月 2022 International Challenge February
 最高1867 その後連敗して予選通過ならず
②3月 2022 International Challenge  March
 最終最高1879 最終28位で予選通過
③4月 2022 International Challenge  April
 構築を渡したシグマ (@zenchino115)
 1800超え その後連敗して予選通過ならず
④6月 ポケモンジャパンチャンピオンシップス2022
  3-3 世界大会出場ならず


構築コンセプト

択や読み合いの最小化、再現性の高い勝ち方の実現。

例えばザシアン使用しているときの「ミラーで自分の方が遅く、相手の巨獣に縛られているから守りながらガエン出して縛り解除したい...でも守るに身代わり合わせられたらキツイ」、「目の前には巨獣通るけどガエン交代されるとダメージレースで優位に立てない、読んで聖なる剣打つか?...」みたいな(自分としては不毛に感じる)読み合いが毎試合続くようなことは精神面への負担や勝率の不安定を考えるとなるべくしたくない。

択や読み合いが少ない≒再現性高く勝てる。とにかく相手にどう出されてもこちらの1つの選出で100回やって90回勝てる状態をどんな構築に対しても作りたい。もちろんそんなことは不可能で、どう足掻いても環境には自分にとっての有利構築と不利構築は存在するので、色々な調整を通じて最大勝率を出せるように頑張るしかない。

結局、色々頑張った結果、この構築は
勝率100%:Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 646a.png
脳死で勝てる)
勝率90%:  Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 382.png Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.png  Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 643.png
(びっくり択取られない限り勝てる)
勝率70%:  Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 898b.png   Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 483.png
(多少択が絡むが基本的には有利択を取りやすい)
勝率50%:  Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 383.png   Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 717.png   Pokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 382.png
(比較的厳しい択を迫られる)
勝率0%:  Pokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 717.png
(どうあがいても無理)
という構築になった。

主な勝ちパターン
Pokémon-Icon 890.pngまたはPokémon-Icon 080.png(Pokémon-Icon 869.png)の要塞化+詰ませ

Pokémon-Icon 861.pngの両壁+Pokémon-Icon 642.pngPokémon-Icon 637.png(Pokémon-Icon 059.png)のデバフ+Pokémon-Icon 791.pngのスチル/アース+Pokémon-Icon 890.pngのコスモパワーで、過保護しながら防御と特防を安全かつ高速で上昇させる。
このルールの物理アタッカーの頂点であるPokémon-Icon 888a.pngと特殊アタッカーの頂点であるPokémon-Icon 382.pngでダメージ計算をしてみると、
A222Pokémon-Icon 888a.pngA+1巨獣斬⇒B+1Pokémon-Icon 890.png:87〜103(35.5〜42.0%)
C202Pokémon-Icon 382.png大アイス⇒D+1Pokémon-Icon 890.png:116〜138(47.3〜56.3%)
C202Pokémon-Icon 382.pngW雨しおふき⇒Pokémon-Icon 890.png:84〜99(34.3〜40.4%)
通常、Pokémon-Icon 890.pngが着地するときにはリフレクor光の壁によるバフ+鬼火or怪電波or虫の抵抗による相手へのデバフが完了しているため、実際には上記ダメージ計算よりもっと余裕のある状態から動き始めることになる。

また、実機では20分という時間制限があり、要塞化構築としてTOD負けをしないための工夫が求められる。色々考察した末、とにかく「どくどくを搭載し、10分経過時点で2体倒し、20分経過時点で3体倒す」を意識すればTOD負けは避けられるという結論にたどり着いた。

前半10分で相手を2体倒し、残り10分で、Pokémon-Icon 890.pngでどくどくを相手の片方に入れれば、相手は2体しか居なくて交代できないので、毒ダメージが1/16→2/16→…→と増えていき、たとえ状況的に厳しくコスパと再生を連打するしかないとしても、残り10分あれば毒ダメージで1体は確実に倒せる。そして、仮に相手を3体しか倒せず、最後Pokémon-Icon 890.pngVSPokémon-Icon 888a.pngのような1対1の状態で試合時間終了したとしても、ラストターンに下から再生して回復できていれば、HP実数値に約50の差があることを利用してTOD勝ちできる。

「どくどくの採用によるTOD負けの回避」という点が、同じく要塞化を狙う構築であるジガルデ構築より優れた点だと考えている。

②弱点保険Pokémon-Icon 791.pngで全員なぎ倒す
Pokémon-Icon 642.pngのぶん回すorPokémon-Icon 890.pngの味方マジフレor相手に殴ってもらって弱点保険を発動させ、隣にバフをかけながら相手をなぎ倒す。

ただ、Pokémon-Icon 791.pngは硬そうに見えて実は脆く、初手からダイマックスをすると撃ち負けることもしばしばあるため、基本的には壁貼ってから後発でダイマックスする。

①と②の2パターンに分けたが、実際は単純な詰ませと単純なビートダウンで勝つことは稀で、大体①②の複合で勝っている。

 

【構築経緯】

VGC2022初期は、何となく Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 383.pngPokémon-Icon 006g1.pngPokémon-Icon 003g1.pngPokémon-Icon 894.pngPokémon-Icon 861.pngという、特にコンセプトもなく、スタンっぽくて、火力高そうな、王道っぽいパーティを使っていた。

序盤はこれでもまぁまぁ勝てて某で1700くらいまで行ったが、練習の過程で下記のようなことが気になっていた。

ガオガエンの威嚇がうざすぎる問題。
禁伝が物理2体っていうことで、相手のPokémon-Icon 727.pngの威嚇が凄くストレスに感じる。

②ザシアンミラーが不毛すぎる問題。
使用率の高いPokémon-Icon 888a.pngはミラーにおいて互いの素早さの大小関係で有利不利がはっきりしている。

そして、S遅いほうの「守る+横交換」のような縛り解除ムーブには、常に相手の身代わりなどが大きすぎるリスクが付きまとうので、毎試合読みが必要であり精神負担が大きい。

③選出可能パターンが多すぎる問題
種族値スタンっぽい構築の特徴として、可能な選出パターンが多い。これは良い点だとも言えるが、「〇〇出してれば勝てたのに~」という選出ミスに泣く試合が増えるし、そもそもどんな選出が正解なのか一生分からなくて反省のしようがない試合も増える。

反省のしようがない試合が増えるということは、練習にかけた時間に対するリターン(構築の理解度の上昇、立ち回りの精度の上昇、選出の正解率の上昇など)が減るということであり、練習効率が悪いということである。

実際、「今日何時間も対戦したけど結局なんか成長したかな?」「あの試合ではあーやって選出してあー立ち回って勝ったけど、同じ構築ともう一回対戦して勝てるのかな?」という感想を抱くことが多かった。

④後発に置いて強い一般枠がいなさすぎる問題。
このルールでは
先発:一般枠①+伝説①
後発:一般枠②+伝説②
のような選出が多いと思うが、自分的には後発の一般枠で強く動かせるポケモンが少なすぎて、試合終盤の息切れ感が強くて苦しいと感じていた。

この①②③④が気になり、 Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 383.pngPokémon-Icon 006g1.pngPokémon-Icon 003g1.pngPokémon-Icon 894.pngPokémon-Icon 861.pngのようなスタン構築を使って予選の45戦なり90戦なりで上位30位に入るの無理じゃね?と感じるようになり、何とか解決できないかと考えた。

 

そこでふと、VGC2020のころずっと使っていた
Pokémon-Icon 861.png+鬼火バクアPokémon-Icon 059.png+弱保Pokémon-Icon 468.png+鉄壁残飯Pokémon-Icon 598.png or とぐろ再生Pokémon-Icon 350.pngの「壁+サポート+ダイマ+要塞」という形を、このルールでも何とか再現できないかと思い立った。

要塞化構築は自分がしたいことをほぼワンパターン選出で押し付ける構築なので、対戦では事前に想定した流れに沿って展開するだけのことが多く、対戦中に必要な思考量が少なく、短期間で大量の対戦数をこなす予選形式に合っていると考え、これで「選出のパターンが多すぎる問題」を解決できると思った。

また、「壁+サポート+ダイマ+要塞」の形を取った本構築の基本選出は
先発:一般枠①+一般枠②
後発:伝説①+伝説②
となり、パーティパワーが爆発するポイントが完全に後半にあるので、終盤の息切れ感が無くなる。これにより、「後発に置いて強い一般枠がいなさすぎる問題」を解決できると思った。

このような経緯からまず(1)オーロンゲPokémon-Icon 861.png(2)ウインディPokémon-Icon 059.pngの採用が決まった。

次にダイマエースを考える。バフ技であるスチルとアースを強く使えて、かつ特性で威嚇を無効化できて「ガオガエンの威嚇がうざすぎる問題」を解決できるポケモンとして(3)ソルガレオPokémon-Icon 791.pngが候補に挙がった。

Pokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 888a.pngと同じく鋼タイプの物理アタッカーでありながら、ダイマ可能かつダイマすればPokémon-Icon 888a.pngには有利なポケモンなので、Pokémon-Icon 791.pngの採用によって「ザシアンミラーが不毛すぎる問題」も解決した。

最後に要塞化ポケモンを考える。ここまでで禁止伝説枠が後1枠余っているので、禁止伝説中心に考えたところ、以下のような特徴を持った(4)ムゲンダイナPokémon-Icon 890.pngが最適だと判断した。
・自分でBとDを上げれる「コスモパワー」を覚える
・自分のHPを回復できる「自己再生」を覚える
・環境の中心であり採用率が高いザシアンに対して、特性プレッシャーによりメインウェポンの巨獣斬を最大4回までしか打たせず、詰ませが成立しやすい。
・ザシアンに対して、防御上昇を無視できる聖なる剣を毒タイプで半減できて、詰ませが成立しやすい。
・そもそもムゲンダイナ自体の使用率が低すぎて、よく玉アタッカー型と勘違いされ、守られたり交代されたりするのでコスモパワーを積む隙が多い。

ここまでで4体確定して、残り2枠を探すことに。そして、練習を続ける中で、次のような感想を得た。

Pokémon-Icon 059.pngがバクアを打てるので、襷を盾に何とかPokémon-Icon 382.png構築にデバフ役として投げれなくもないが、Pokémon-Icon 382.pngPokémon-Icon 484.pngPokémon-Icon 483.pngPokémon-Icon 898b.pngといった特殊火力が高いポケモンに対してもっと安心して投げれるデバフ役が欲しい。そして、ほとんどの試合は「先発Pokémon-Icon 861.png+後発Pokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 890.png」の3体だけでも勝てるので、残りの2枠にもう一体デバフ役ポケモンを採用する余裕がある。

そこで、特殊火力が高いポケモンに対してデバフをかける強いポケモンを探したところ、怪電波という対特殊ポケモン最強のデバフ技を先制で使えて、かつPokémon-Icon 861.pngと一緒に出すと負けん気ダイマックスすると相手に勘違いさせ、相手の先発ダイマックスを誘発しやすい(5)ボルトロスPokémon-Icon 642.pngにたどり着いた。

 

Pokémon-Icon 861.pngPokémon-Icon 059.pngPokémon-Icon 642.pngの3サポート採用により、
・リフレク+怪電波
・リフレク+バークアウト
・光の壁+鬼火
・怖い顔+怪電波
・リフレク/壁+エレキネット
のような豊富な組み合わせで
物理強化/特殊強化/S操作を1ターンor2ターンで実行できるようになった。短時間かつ豊富な組み合わせで有利盤面を作れるようになったり、片方のサポートポケモン猫騙しで止められてももう片方のサポート技が通る状態を作れるようになったりしたおかげで、有利盤面でエースを降臨させられる展開をさらに作りやすくなった。

ここまでの5体で練習を重ねた結果、大体なんでもこの5体で勝てるようになり、6枠目何入れても選出しないな~という日々が続いた。ちなみに6枠目には何となく玉Pokémon-Icon 645a.pngを入れていた。

このままINC Febに突入するだろうな~って思っていたが、INC Febの1週間前のとある日に、急に某の上位帯でPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngという初めて見かける構築に2連で当たった。どちらの禁止伝説も強力なタイプ一致技でPokémon-Icon 890.pngの弱点を突けるため要塞化が実現しにくく、「あれこの構築相手にどうやっても勝てなくね?」と強い危機感を覚えた。そして、長年某をやってきて培われた勘によると、「これは間違いなく日本人の共有構築で対策しないと本番でシバかれる」と強く感じたので、急いでPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngに出せるPokémon-Icon 890.pngの代わりとなる要塞化ポケモンを探した。

Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngの両方から弱点を突かれづらい
Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngとよく一緒にいるPokémon-Icon 591.pngに強い

・自分のBとDを上昇させる技を覚える
・回復技を覚える
・当時流行っていたPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 382.png(+Pokémon-Icon 778.pngPokémon-Icon 727.pngPokémon-Icon 591.pngPokémon-Icon 892.pngPokémon-Icon 894.pngなど)にも何とか出せる

などの条件を満たせるポケモンを探したところ、

Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngおよびその取り巻きに弱点をほぼ突かれない
Pokémon-Icon 591.pngの胞子をスイートベールで無効化できる
・鉄壁瞑想でBDを上げれる
・自己再生を覚える
・B上昇を無視できるPokémon-Icon 892.pngの暗黒強打を半減できる(エスパー技であるアシパを採用しているためこちらから有効打は無いが、1on1の盤面にして下から再生連打すればTODで勝てる)
と求めていた要素をほぼ満たせる(6)マホイップPokémon-Icon 869.pngにたどり着いた。

また、Pokémon-Icon 869.pngの主流の型がデコレーション型だという先入観があるので、Pokémon-Icon 642.pngと共にパーティの上に配置することで、「デコレーション+ダイマックス」のギミックを誤認識させられるという利点もあった。

 

これで当時存在するほとんどの主流構築に勝てるようなメンツになったので、これを2月予選に持ち込んだ。結果は1860くらいまで上げることができ、日曜日の24:00を回ったときには15位くらいになった。例年の結果からするとあまりにも安全圏に入ったため、「今年最速抜け確定~~」と余裕をこいていたが、なぜか時間が経つのに連れて凄まじいスピードで順位が落ちていき、朝6時頃には30位以外にまで落ちてしまった。そこで、慌てて再開するも怒涛の連敗で虚しく終わった。

ただ、自分としては珍しく構築の完成度に自信があったので、「あと3回予選あるし、このまま練度を上げていけばどっかで抜けれるだろう」と思っていた。そして続く3月の予選で、全く同じ6体のまま最終28位で予選通過することができた。

予選終了後、抜け構築を公開する人が多い中、
・完成度は十分高い

・同じ構築を使っている人がいないからミラーで禿げることがない
・認知度が低い故に事前に立ち回りを想定されることがない
といった理由から、VGC2022はこのパーティと心中することに決め、「マホイップで予選通過したぞ~」のようなツイートもせず、構築を隠したまま全国大会に向けて引き続き同じ構築で練度を上げることにした。

 

その後の練習の過程で、Pokémon-Icon 059.pngウルガモスPokémon-Icon 637.pngPokémon-Icon 869.pngヤドランPokémon-Icon 080.pngに変化した。

Pokémon-Icon 059.pngを変更した主な理由は玉CSPokémon-Icon 717.pngの台頭。

環境初期は遅いチョッキ型しかいなかったので、S98族のPokémon-Icon 717.pngより遅いS95族のPokémon-Icon 059.pngのデバフでも間に合っていたが、2月にCandyさんが「玉CSPokémon-Icon 717.pngPokémon-Icon 888a.png+襷Pokémon-Icon 894.pngPokémon-Icon 645a.png」というイベルスタンの完成形とも言える構築で予選通過し、それに追随して3月に同じような構築で予選通過した方が現れたことで、急激に玉CSPokémon-Icon 717.pngが増加した。

そして、Pokémon-Icon 894.pngのエレキネット+Pokémon-Icon 717.pngの最速ダイアーク、によって光の壁を貼ってもPokémon-Icon 059.pngがバクアする前に倒れてしまい、デバフ不十分でそのままPokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 890.pngが貫かれる負け試合が頻発した。

そこで、Pokémon-Icon 059.pngと比較して
・同じく範囲技の熱風を、より高火力で使える

・同じく鬼火を使える
・バクアと同じ効果の虫の抵抗を使える
・同じく神秘の守りを使える
(※壁構築の天敵である欠伸を打てるPokémon-Icon 423.pngPokémon-Icon 009.pngへの対策となったり、Pokémon-Icon 861.pngの電磁波から後続のPokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 890.pngを守れたり、Pokémon-Icon 591.pngに対する最強の安定択となったりすることから、本構築では必須レベルの技)
・S100族でS98族のPokémon-Icon 717.pngより早く動ける
・特性「炎の体」で、鬼火打てなくても触ってもらうだけで相手をやけどにできる可能性がある

という環境的にPokémon-Icon 059.pngの上位互換みたいなポケモンであるPokémon-Icon 637.pngにたどり着いた。

Pokémon-Icon 869.pngを変更した主な理由はPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngの台頭。

2月予選でキヌガワさんがこの並びで予選通過した後、3月予選で共有構築でジェラールさんがトップ30に入りつつ、MeLuCaさんが1900overで1位を取ったことで、3月予選終了後にPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngが爆発的に増加した。

同時に、Pokémon-Icon 898a.pngと言ったら相方はPokémon-Icon 484.pngでしょ!という雰囲気になり、初期に流行っていた白バド構築であるPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 382.png(+Pokémon-Icon 778.pngPokémon-Icon 727.pngPokémon-Icon 591.pngPokémon-Icon 892.pngPokémon-Icon 894.pngなど)が完全に環境から消えた。

Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngが主流構築となり、考察が深められていく中で、こちらとしても浅い対策では勝率が高く保てなくなった。ということで、実はPokémon-Icon 898a.pngの氷技とPokémon-Icon 484.pngの水技が等倍で飛んでくるからHP管理がシビアで、結構繊細な立ち回りが求められるPokémon-Icon 869.pngの枠について考え直すことに。

そこで、

Pokémon-Icon 898a.pngの氷技とPokémon-Icon 484.pngの水技を両方半減できてより安心感がある
鉄壁/ど忘れを使えて、溶ける/瞑想Pokémon-Icon 869.pngと同じくBDを上げれる
なまけるを使えて、自己再生Pokémon-Icon 869.pngと同じくHP回復できる
・鉄壁からのボディプレスが、瞑想アシパPokémon-Icon 869.pngよりも少ない積み回数で高い火力を出せる
・防塵ゴーグル+特性鈍感(挑発を無視)の組み合わせで、スイートベール+アロマベールが合体したPokémon-Icon 869.pngになれる(最新版ではゴーグル→きのみに)(詰ませをする上でやはりPokémon-Icon 591.pngの胞子とPokémon-Icon 356.pngの挑発が困るので両方シャットアウトしたい)
・多様化するPokémon-Icon 898a.pngの仲間であるPokémon-Icon 483.pngPokémon-Icon 383.pngPokémon-Icon 643.pngにもPokémon-Icon 890.pngの代わりに強く出れる
・鉄壁ボディプレスなので、バド構築によくいる怪電波イカサマ自己再生トリルのPokémon-Icon 233.pngに無限に強い(Pokémon-Icon 869.pngだと怪電波で完全に腐る)

という環境的にPokémon-Icon 869.pngの上位互換みたいなポケモンであるPokémon-Icon 080.pngにたどり着いた。

Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 892.pngの共存が無くなったことで暗黒強打をケアする優先度が限りなく低くなった」という環境の変化も加味して、悪が弱点であるPokémon-Icon 080.pngを採用した。ちなみにPokémon-Icon 080.pngとBDの種族値が入れ替わっただけで全く同じことができるPokémon-Icon 199.pngを採用することで構築名をLionKingにできて最高だったが、Pokémon-Icon 199.pngのBDの種族値配分が悪くてギリギリ欲しい実数値を実現できないため採用を断念した。

個体解説
ソルガレオPokémon-Icon 791.png
【調整】H212 A187 B127 C119 D112 S163
最初はHAで使っていたが3月予選時点ではASに変更。S97族という「なんで天敵のPokémon-Icon 717.pngに1負けてるんだよ」というふざけた数値だが、それでもS95族までの禁止伝説や一般枠が多いことから、行動順を明確にできるメリットが図り知れないASで採用。

【持ち物】弱点保険
弱点突かれやすいし、味方の攻撃による能動的な弱保起動もできるようになっているので、最もダイマックスを強く使える道具として弱点保険を採用。Pokémon-Icon 006g1.pngPokémon-Icon 717.pngといったPokémon-Icon 791.pngが上から殴られると1回しか動くチャンスがない天敵を弱保ダイマでワンパンするために必須。

【技】
メテオ:メインウェポン。バフ技その1。特性無視でPokémon-Icon 778.pngPokémon-Icon 292.pngに強いのもポイント。
地震:バフ技その2。範囲技なのが偉い。
雪崩Pokémon-Icon 006g1.pngに怖い顔を入れて上から大ロックすることで、ヨロギで耐えられても天候を変えることで無理やり獄炎を耐えに行く。
Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 382.png対して大ロックを持っていると、
Pokémon-Icon 145.pngPokémon-Icon 642.pngをワンパン
Pokémon-Icon 727.pngを弱保ロックでワンパン(アースだとシュカの実で耐えられる)
③天候を砂に変えることでPokémon-Icon 382.pngに対して実質D1.5倍
Pokémon-Icon 292.pngを投げられても、襷ならロック+砂で死に、ゴーグルならロックでそのまま死ぬ
とほぼあらゆる面倒くさい択を回避して有利展開ができる。
ワイボPokémon-Icon 382.pngへの強打点。また、神秘の守りが切れたあとでも欠伸/眠り粉/キノコの胞子をシャットアウトできる技として重宝する。絶対に眠りを許さない。

「壁あるし守ってる暇あったら攻撃しろ」という信条のもとで守るは不採用。5枠目あったら、弱保大サイコでHBPokémon-Icon 423.pngをほぼワンパンできるサイコファングを採用したい。

ムゲンダイナPokémon-Icon 890.png

【調整】H245 A81 B145 C165 D115 S170
最速100族+3。残りHB。Pokémon-Icon 888a.pngPokémon-Icon 383.pngPokémon-Icon 645a.pngから強い物理打点が飛んでくることが多いので防御寄りの配分。ちなみにA222Pokémon-Icon 888a.pngのA+1急所巨獣斬は確定耐えなので、最終局面でPokémon-Icon 888a.pngと1on1になったら巨獣斬のPPが切れるまで、なんなら試合終了まで下から自己再生連打するだけで勝ち確。(面倒臭くなってマジフレ打ったら2連急所引かれて負けた経験あり)

【持ち物】黒いヘドロ
場に居座るターン数が尋常じゃなく多いので、黒いヘドロによる回復量が合計でとても多い。黒いヘドロこみの耐久指数もとても高いので黒いヘドロ一択。食べ残しでもいいが、トリックやすり替えされた場合、相手にダメージを与えられる黒いヘドロが良い。

【技】
マジフレ:唯一の攻撃技。
①倒すのに3発必要だがPokémon-Icon 888a.pngの弱点を突ける
②相手のCを下げれる(主にPokémon-Icon 006g1.pngPokémon-Icon 717.pngに打ってPokémon-Icon 791.pngへのダメージを減らしつつ弱保ダイマで切り返す)
Pokémon-Icon 898b.pngの黒のいななきに抗える
④味方のPokémon-Icon 791.pngに打って弱点保険を起動できる
といったメリットがある。
ほかの炎技候補として火炎放射があるが、火炎放射には追加効果のC下降がなく、かつ味方に打ったときにやけどしてしまうリスクがあるため不採用。
コスモ:BDを上げる。要塞化するのに必須。
自己再生:回復技。要塞化するのに必須。守るがないので、上からの高打点に対して守りたいときは自己再生を押す。両壁展開して着地すると大体の技が50%も入らないので「自己再生≒守る」になる。下からの高打点に対してはコスモで受ければよい。
どくどく:冒頭で述べたように実機には20分という試合時間制限があるので、限られた時間の中で確実に相手を倒せる最強技として採用。交代されると弱いので、いかにPokémon-Icon 791.pngの大マックスで相手を2体倒して、無理やり相手残り2体の盤面を作って交代という選択肢を消すかが大事。要塞化したPokémon-Icon 890.pngで1対2やっても勝てるが、1対3になると時間制限がある限り実機では勝てない。


オーロンゲPokémon-Icon 861.png
【調整】H202 A140 B110 C103 D113 S79
光の壁なしでC202Pokémon-Icon 382.pngのW雨しおふき耐え
リフレクありでA189Pokémon-Icon 791.pngのスチル耐え
相手のPokémon-Icon 727.pngの捨て台詞より遅く動き、裏から出てくるポケモン(特にPokémon-Icon 888a.png)にイカサマや嫉妬の炎を当ててアドバンテージを稼ぐためにS個体値を少し下げている。

【持ち物】光の粘土
要塞化するためには壁のターン数が長いことがとても重要。

【技】
イカサマor嫉妬の炎:5月予選まではイカサマ、5月予選では嫉妬の炎、全国ではイカサマを採用。嫉妬の炎を採用した経緯は、Pokémon-Icon 876a.pngPokémon-Icon 645a.pngの初手指+剣舞を止める手段がないので、何とか解決できないかと模索した結果嫉妬の炎になった。あと投げされるPokémon-Icon 888a.pngを燃やせるのが面白い。弊害として、環境で増えつつあるPokémon-Icon 792.pngを「虫の抵抗+イカサマ」でファントムガード割りつつワンパンするeasy win展開ができなくなった。
全国大会で結局イカサマに戻った理由としては、Pokémon-Icon 792.pngが明確に増加していることと、Pokémon-Icon 876a.pngPokémon-Icon 645a.pngを採用する人がそもそも少ないからである。使用感としては、やはりイカサマのほうが単体性能を最大化できていると感じた。
両壁:コンセプト技。
怖い顔:電磁波との選択。数百戦やった経験値からするとこの構築ではロンゲは怖い顔のほうが強い。

 

ウルガモスPokémon-Icon 637.png

【調整】
H181 A58 B97 C155 D125 S167
Pokémon-Icon 717.pngに上から虫の抵抗打てるところを評価しているので最速。
Pokémon-Icon 717.pngPokémon-Icon 894.pngには「Pokémon-Icon 894.pngに怖い顔+虫の抵抗」をすることで、「ネット+ジェット」で虫の抵抗をする前に死ぬことを防げる。その後に光の壁を貼ることで、Pokémon-Icon 717.pngダイマ技を耐えつつPokémon-Icon 791.pngのA+2ダイマ技で返り討ちできる展開を作る。

また、HB調整したことで「リフレク+鬼火をPokémon-Icon 383.pngに入れる」と「大ロック+砂ダメージ」を耐える。

【持ち物】襷
半減実でもいいが、しおふき、メテオビーム、ダイジェット...耐えたい技のタイプが多すぎるので襷。

【技】
熱風:範囲技。「こっちに撃ちたいけど守られたら嫌だな...」という択を回避できるところを評価して採用。
鬼火:物理ポケモンへの最強デバフ技。
虫の抵抗:特殊ポケモンへのデバフ技。この指とまれをされてもちゃんと横にデバフをかける。「猫+何か」で仕事する前に落とそうとする気配を感じた場合のみダイワームをする。
神秘の守り:先述したように、壁構築の天敵である欠伸を打てるPokémon-Icon 423.pngPokémon-Icon 009.pngへの対策となったり、Pokémon-Icon 861.pngの電磁波から後続のPokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 890.pngを守れたり、Pokémon-Icon 591.pngに対する最強の安定択となったりすることから、本構築では必須レベルの技。

 

ボルトロスPokémon-Icon 642.png

【調整】H175 A121 B90 C145 D122 S168
最初は穏やかHDで採用していたが、Pokémon-Icon 486.pngPokémon-Icon 110.png(+Pokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 382.pngなど)に構築単位で不利すぎて勝てないことが判明し、何とかできないかと模索した結果、Pokémon-Icon 642.pngを100族抜きにして初手Pokémon-Icon 642.pngPokémon-Icon 637.pngで「ネット+鬼火」することで、Pokémon-Icon 486.pngにワンパンされることを防ぎつつ(=ダイマターンをより多く消費して)、その後神秘の守りor挑発でPokémon-Icon 110.pngの鬼火を封じてPokémon-Icon 791.pngを安全展開できるプランにたどり着いた。Pokémon-Icon 486.pngPokémon-Icon 110.pngと良く一緒にいるPokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 382.pngにも怪電波によるデバフで有利盤面を展開できるので、先発に出して間違いない。

【持ち物】ウイの実(3月まで)⇒万能傘(5月まで)⇒防塵ゴーグル
最初は穏やかHD@混乱実で採用していたが、上記の通りPokémon-Icon 486.pngPokémon-Icon 110.png対策で臆病HDSになった。特殊方面の耐久が疎かになったことで、役割対象であるPokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 382.pngに対して不安定度が増した。そこで、何とか耐久を上げれないかと模索した結果、対Pokémon-Icon 382.pngで雨を無効化することで疑似的にDを1.5倍にできる万能傘にたどり着く。Pokémon-Icon 898b.pngには薄くなったままだが、後述するぶん回すの採用により多少強くなったので目を瞑ることにした。
最終的には、全国大会では防塵ゴーグルになった。というのも、Pokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.png構築に黒い霧使いのPokémon-Icon 356.pngPokémon-Icon 788.pngが採用され始めて、Pokémon-Icon 080.png詰ませの試合プランが不安定なったため、そもそもトリルさせないで先発からPokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 642.pngで暴れてある程度数的有利とってから詰ませにいくプランに切り替えた。そこで初手「Pokémon-Icon 591.png+トリル役」を投げられても、怒りの粉を無視して挑発をトリル役に通せるようにするためにゴーグルを持たせた。

【技】
エレキネット:最初は10万を使っていたが、C無振りの10万に特に強みを感じなかったため、代わりの技はないかと模索した結果、S操作可能なエレキネットにたどり着いた。
これにより、Pokémon-Icon 876a.pngPokémon-Icon 888a.pngorPokémon-Icon 898b.pngorPokémon-Icon 382.pngに対してPokémon-Icon 876a.pngの横を殴りつつ、後続のPokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 890.pngが上を取れるようにS操作できるようになった。
対RinyaSun最終兵器のPokémon-Icon 876a.pngPokémon-Icon 818g1.png(参照:【S29ダブル最終8位】狙撃ヌケザシオーガ│リバティノート)にも凄く刺さる(Pokémon-Icon 818g1.pngが気合ためするターンにネットで6割削れるため、その後ダイマされてもネット2回目+Pokémon-Icon 791.pngの範囲技である雪崩or地震で余裕の突破)
ぶん回すPokémon-Icon 861.pngイカサマを辞めて嫉妬の炎を採用した時に、Pokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 792.pngへの悪打点がなくなって苦しくなったため、色々考えた結果たどり着いた技。
普通のPokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 876a.pngに対しては
①「光の壁+ネット」
②「ぶん回す+嫉妬の炎+やけど(2発目のアスビorワイフォを貰うとPokémon-Icon 642.png大体死ぬので黒の嘶きが発動して嫉妬の炎でやけどする)」
③「Pokémon-Icon 791.png地震
の順で無理やり倒す。
ただ、「手助け+フィールド眼鏡ワイフォ」をされるとPokémon-Icon 642.pngが飛んで、裏のPokémon-Icon 791.pngPokémon-Icon 890.pngダイマPokémon-Icon 898b.pngに貫かれるので、「手助け+眼鏡ワイフォ」の気配を感じ取ったらダイマックスしてダイアークする。
基本ダイマックスすることないが、VSPokémon-Icon 898b.pngPokémon-Icon 382.pngPokémon-Icon 876a.pngPokémon-Icon 894.pngPokémon-Icon 645a.pngPokémon-Icon 547.pngの場合だけ、往々として試合中1回しか訪れない眼鏡Pokémon-Icon 898b.pngを倒すチャンスを逃さずにダイアークを打ち込むことがある。
また、Pokémon-Icon 791.pngの弱点保険を能動的に起動できるルートが増えたのも嬉しい。
怪電波:特殊ポケモンに対する最強のデバフ技。Pokémon-Icon 861.pngPokémon-Icon 483.png構築にはPokémon-Icon 861.pngPokémon-Icon 642.pngで入り、「Pokémon-Icon 861.png方向への猫+スチル集中」読みで「Pokémon-Icon 890.png後投げ+Pokémon-Icon 483.pngへ怪電波」を決め打ちする。Pokémon-Icon 483.pngの玉スチルはPokémon-Icon 890.pngに4割程度の許容できるダメージ量。その後は「Pokémon-Icon 890.png方向へウソ泣き+ドラグーン」をケアして「Pokémon-Icon 861.png後投げ+Pokémon-Icon 483.pngへ2回目の怪電波」をする。ここでドラグーンを無効化できると笑顔になれる。Takaさんの影響で流行りつつあった「玉Pokémon-Icon 898b.png+猫手助けPokémon-Icon 009.png」に対し、初手「光の壁+怪電波」することで「Pokémon-Icon 861.png方向への猫+玉大フェアリー集中」をされてもPokémon-Icon 861.pngをワンパンされないようになり、無事2ターン目から壁展開ができる。
挑発トリックルーム、胞子、マイナー構築(例:コーチンPokémon-Icon 889a.png+とぐろPokémon-Icon 718.png)に刺さる技。

ヤドランPokémon-Icon 080.png

【調整】H202 A80 B147 C120 D129 S33
Pokémon-Icon 892.pngの暗黒強打15/16耐え。
Pokémon-Icon 484.pngの亜空切断急所耐え(白玉までなら確定耐え、命の玉だと乱数)
B+6プレスでHAPokémon-Icon 898a.png確2。
B+4プレスでB132Pokémon-Icon 727.png確1。
S実数値が33である理由は下記の通り。


【持ち物】防塵ゴーグル(5月まで)⇒ウイの実
防塵ゴーグルを持たせることで、Pokémon-Icon 591.pngのキノコの胞子を無視しながら要塞化できるし、Pokémon-Icon 591.pngの怒りの粉を無視して横のポケモンを殴れて、役割対象であるPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.png構築に最大限優位に立てる。
しかし、全国大会ではゴーグルをPokémon-Icon 642.pngに渡す明確な理由があったため、代わりのアイテムを考えることに。そこで、暗黒強打や亜空切断の急所をギリギリで耐える調整をしていることを考慮し、「ギリギリで耐えてからHPを回復して相手をボディプレスで倒せば、残りの駒に対して詰ませを続行できること」を評価して、最もHPを回復できるアイテムとして1/3回復実を採用。

【技】
ボディプレ:攻撃技。鉄壁からのボディプレスが強い。積み技を搭載していることからアシパも攻撃技の選択肢に上がるが、ボディプレスのほうが少ない積み回数で高い火力出せるし、「役割対象であるPokémon-Icon 898a.pngPokémon-Icon 484.pngPokémon-Icon 483.pngPokémon-Icon 383.pngPokémon-Icon 643.pngPokémon-Icon 888a.pngに対して、ボディプレスのほうが圧倒的に通りがいいこと」を評価してボディプレスを採用。
鉄壁:要塞化に必要な技
ど忘れ:要塞化に必要な技
怠ける:要塞化に必要な技


基本選出
自分でも見るのが嫌になるレベルの量で各アーキタイプに対する立ち回りを文字ベースで残しているが、記事に載せると見づらくなるため選出パターンだけ画像で載せる。
基本的にはPokémon-Icon 861.pngの横にPokémon-Icon 637.pngPokémon-Icon 642.pngのどっちを置くかだけを考えればよい。

 

まとめ
VGC2017から本気で取り組み始めてから、今まではずっと他人の構築をまねてばかりだったが、6年目の今年で初めてオリジナル構築で全国大会に出れたことにすごく達成感を感じたし、採用するポケモン、持ち物、技構成すべてに「これじゃないといけない理由」を持たせられたことについても達成感を感じている。

全国大会でプレミと運負けがなければ4-2以上で世界大会に進められたが、そこは自分がまだ未熟だということで反省。

なお、半年間の取り組みで得た経験やここ2日間のWCSの試合の視聴経験などを踏まえると、「要塞化構築はハイスコアは取れるものの頂点に立てない、頂点に立てないなら読み合いを拒否せずに受け入れろ」という感想に至ったので、来年以降はそれを意識しながら、全国大会出場や世界大会出場を目指して引き続き頑張りたい。